屋久島豪雨災害に於ける災害派遣活動での初・民間航空機チャーター手配実施について~災害輸送協定に基づく迅速な航空機チャーター手配について~
株式会社JMRSは陸上自衛隊西部方面隊からの要請で、屋久島豪雨災害における災害派遣のための航空機チャーターを実施しました。
令和元年5月18日(土) 夜、鹿児島県知事から陸上自衛隊に対して災害派遣要請があり、陸上自衛隊西部方面隊とのチャーター輸送協定(協定締結日:平成30年3月26日)に基づき民間航空機チャーターの緊急手配依頼がありました。
令和元年5月19日(日)早朝より各航空会社と調整開始し、日本エアーコミューター(JAC)のご協力を得て機材確保が出来き、派遣部隊は同日鹿児島空港から屋久島空港へ向けて出発、無事に着陸致しました。
豪雨・暴風・海の波荒れに伴い輸送手段が限られる中、民間旅客機活用も輸送手段のひとつに選ばれたためスピーディーな航空機チャーター手配が実現しました。
今後もこの協定に基づき、陸上自衛隊西部方面隊と各航空会社との連携強化を図り、全般調整をすることで迅速かつ的確な航空機チャーター手配を目指します。
JMRSは平成28年4月に発生した熊本地震の際に民間旅客機をチャーターし、災害時の人員輸送増強に努めました。その後も、各航空事業者と独自にチャーター機手配ネットワークを構築し、中央省庁等からの直接依頼のみならず、大手旅行会社等の代理手配も含め航空機チャーター手配力の向上に努めて参りました。
JMRSは航空機チャーター手配を通じ、より一層の社会課題解決に向けた活動を推進して参ります。